2020年5月13日
ペットロスを解消するためにも、あらかじめ火葬・収骨をしておく
ペットを失った悲しみのことを「ペットロス」と言います。これは愛すべきペットを失ったことがある人であればだれもが体験する悲しみです。ペットの存在があなたにとって大きなものであればあるほどこうした悲しみは大きくなる傾向にあります。ペットを失った悲しみを受け入れられない場合にはこうした悲しみが長く続いてしまうこともあります。
悲しみから目をそらすのではなく、受け入れて乗り越える
ペットロスから抜け出すために大切なことはペットが死んでしまったということをきちんと受け入れることが大切です。そして十分に悲しみを表現することが大切です。
悲しみを押し殺すのではなく、その悲しみを十分に表現したうえで今まで共に過ごしてきた日々が思い出に変わり、悲しみが良い思い出になるのです。
また、後悔があったときにはこうしたペットロスが大きくなってしまいます。ペットの終末期に精一杯の対応をしてあげた飼い主の場合には後悔が少ないため、ペットロスが長く続かないのです。
区切りをつけるためにペット葬儀を行う
悲しみを癒していく方法は人によってそれぞれです。そもそも葬儀の役割のひとつとして悲しみを癒すということがあります。葬儀そして火葬を行うことによってひとつの区切りをつけることができるのです。ペットロスを解消するためにもペットの葬儀は必要なことなのです。
悲しみを外に表現するひとつの方法として人に話す方法も有効
また別のペットロス解消方法として、人に話すということがあります。人間は悲しい思い出や苦しい思い出などを人に話すことによって少しずつその感情に対して整理をつけることができます。特に感情が豊かな人ほどこうした傾向にあります。現状が苦しい人がその現状を多く語ってしまう背景にはこうした作用があるのです。
ペットロスの場合には、知らない不特定多数の人に話をするよりも、自分とそしてペットのことを良く知っている人に亡くなってしまったペットの思い出や話す相手との共通の思い出などを話すことによって悲しみが和らぐ傾向にあります。
供養の対象を設けるためにも遺骨を持ち帰れる方法がオススメ
人間と同様に供養をすることもひとつの方法です。遺骨や遺影にご飯や花を供えてあげることによって亡くなったペットに対しての悲しみを和らげることもできます。そのためには何も供養の対象がないよりも遺品や被毛、遺骨があった方が好ましいでしょう。そうしたことも考えるのであれば、ペットの火葬を行う際には遺骨を収骨できる個別火葬をしてあげるのが良いでしょう。
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