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2020年6月30日

東京の知人がペット火葬を利用したときの話

ペットの葬儀や火葬に関するサービスはほとんどの場合、民間のペットの葬儀業者によって行われています。自治体によっては公営斎場で個別火葬を行ってくれる場所もありますが、ほとんどの自治体ではそうではありません。
ほとんどのペットの葬儀業者は、飼い主さんに納得のいくペットの葬儀や火葬のサービスを提供しています。しかし中には納得のいかないペット葬儀を行ったという方もいるようです。

以下は東京に住んでいる知人から聞いた話です。
親戚のネコが亡くなった際のペットの葬儀業者の対応が納得いかず話を聞いてほしいと伺った話です。

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東京に住んでいる親戚から、悲しいお知らせが届きました。私が幼い頃からずっと一緒に育ってきた猫ちゃんが亡くなったとのことでした。
猫ちゃんが1番かかりやすい病気は慢性腎臓病と言われており、私が大好きだった親戚の猫ちゃんも腎臓の機能低下によって亡くなったそうです。慢性という名前の通りゆっくりと進行していくものなので、健康な状態と見た目が変わらないため飼い主さんが気づかないことが多い病気なんだそうです。最近あまりご飯を食べなかったらしく心配になった親戚が病院へ連れて行ったところもう末期の状態で、その次の日の晩に息を引き取りました。どうか自分を責めないでほしいと、泣いている親戚に向かって私も泣きながら言いました。

散歩へ行くとこよりもおうちでひなたぼっこをすることが大好きだった猫ちゃんのために、最期までおうちにいられる移動訪問火葬を頼むことにしました。移動訪問火葬とは火葬場に行ってお骨にしてもらうシステムではなく、ペット専用の火葬炉を積んだ車が自宅まで来てくれるシステムのことだそうです。
猫ちゃんが亡くなった翌朝、24時間受付を行っている東京の移動訪問火葬業者へ電話をしました。朝の7時ごろ電話をした際に業者の方は「本日の夜には向かいます」とおっしゃっていましたが、夜いくら待っても来ませんでした。そして真夜中に「渋滞によって本日は難しいため明日の早朝に伺います」と連絡が入ったそうです。
お別れの覚悟をしていたにも関わらずルーズな対応をされてとても悲しい気持ちになったと親戚は言っていました。いつお別れになるのか分からず、一睡もできずにソワソワとしていたそうです。そして何より困ったことは、猫ちゃんのご遺体をどのようにしておけばいいのかわからなかったということです。時間が経つにつれて匂いがきつくなってしまいましし、猫ちゃんの魂が病気で苦しんだ体の中にまだいるんだと思うとつらくてたまらなかったと言っていました。

結局訪問火葬業者が訪れたのは次の日のお昼ごろでした。火葬自体はしっかりと行ってくれたそうですが納得のいかない葬儀になってしまいました。ペットのお葬式に慣れている人はそうはいないと思います。時間をきちんと守れるところ、時間変更があったときは早急に伝えてくれるところを選べていればよかったと親戚一同後悔しています。
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この知人の話を聞いて、私は信じられない思いでした。
納得のできない点は大きく三点です。

  • ひとつめは最初の連絡の段階で明確に訪問する時刻を伝えなかったこと
  • ペットは家族同然の存在ではありますが、その葬儀や火葬にあたって忌引きなどはできないのが通例です。朝の7時に電話してきた問い合わせに対して、夜という曖昧な時間を返答したことです。夜が午後5時ならば多くの人は仕事を早引きしなければなりません。8時なのであれば仕事が終わってからでも十分に間に合う時間ではありますが、火葬することを考えると周辺の方への配慮などさまざまなことを考えなければなりません。明確に何時に伺えるのかということをきちんと伝えなかったことに不信感を感じたとしても不自然ではありません。

  • ふたつめは時間の変更について
  • 葬儀や火葬というのは急を要するものです。人間の葬儀や火葬で業者が理由で延期するなどということは聞いたことがありません。ペットだからまあいいだろう、という考えでいるのであれば同業者として非常に恥ずかしく思います。また、時間の変更の連絡が遅かったことや結局火葬を行ったのが翌日の昼であるということも重ねて信じられない思いです。ペットの火葬業者というよりも、その方の社会的常識を疑わずにはいられません。

  • みっつめは火葬を行うまでの遺体の安置方法について何も伝えなかったこと
  • 遺体は当然のこと時間の経過によって傷んでいきます。人間よりも小さなペットの場合にはなおさらのことです。ペットの火葬業者であれば、この点については熟知しているはずです。問い合わせをいただいた段階から火葬するまでの時間を考えて安置方法を案内するのが普通ではないかと思います。

    ひとつ言い訳めいたことを言うのであれば、ペットの火葬・葬儀業者というのは開業するにあたってなんら免許や許可などが要りません。通常の会社と同じように開業する届け出さえ出せば、だれでもペットの火葬・葬儀業者になれてしまいます。そのため、消費者の方には大切に育ててきたペットの最期を預けるのに適切な業者なのかどうか、ということをきちんと吟味して依頼してほしいと心の底から願います。
    大切なペットが亡くなったときというのは誰しも動揺します。そうした中でペットの業者を探すのはつらいことでしょう。しかし、大切なペットの最期だからこそ、きちんと選択をしてあげてほしいのです。

    福山ペットセレモは、福山市を中心にペットの火葬を行っております。福山・笠岡・倉敷・総社・岡山・玉野などの地域に対応する訪問火葬・引き取り火葬を行っております。
    大切なペットの最期を送る際には福山ペットセレモに相談ください。

    前のコラム:
    ペットの火葬や葬式はどこで行ったらいいのか

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    福山ペットセレモ
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