2020年3月4日
ペットとお別れを行う際の流れ
ペットが亡くなったときには、葬儀や火葬を執り行うこともあります。法律上定められているのはペットの遺体を然るべき方法で処分することと亡くなったのがイヌの場合には自治体に連絡をするということです。イヌだけが死亡届を提出する理由としては狂犬病を予防する観点からです。
その他の点に関しては特に取り決められていません。そのためどのように取り進めていくのかということについては人間以上に多種多様です。
葬儀や火葬を行う場合にはどのような流れで行っていくのでしょうか。
ペットが亡くなるのは一般的に自宅か動物病院です。自宅で亡くなった場合にはできるだけ速やかに安置してあげるようにしましょう。特に小さい動物の場合早く死後硬直が起こってしまうため迅速な対応が必要です。
動物病院で亡くなった場合には自宅に連れて帰ってあげましょう。何か事情があって自宅に連れ帰ることができない場合には病院の迷惑にならないようにできるだけ速やかに対処をするようにしましょう。
ペットの葬儀を行う場合には、ペットの葬儀社などに依頼をすることになります。また前述のように亡くなったのがイヌの場合には自治体の担当部署に連絡をする必要があります。火葬は固定式の火葬炉や移動式火葬車で行うことができます。現在の状況に合った火葬方法を探して連絡してください。
ペットの葬儀を執り行っているところは少ないですが、一部では本格的な法要を行っている場所もあります。一般的には、火葬だけ執り行う飼い主の方が多いです。葬儀を行う際には葬儀業者に来てもらう場合、もしくは施設に持ち込むことになります。
ペットの火葬を行う際には、その火葬の方法を選択しなければなりません。出張火葬車で火葬してくれるケース、引き取ってのちのち遺骨だけ返却してくれるケース、施設に飼い主の方が持ち込んで固定式の火葬炉で火葬するケースなどがあります。自動車の事情などに合わせて都合の良い方法を選択するようにしましょう。
そのまま遺骨を引き取り霊園で供養してくれる場合もありますが、遺骨を持ち帰れるサービスもあります。遺骨を持ち帰る場合には自宅で供養してあげて、一定期間が経過したら自然に還してあげるようにしましょう。
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