2020年3月10日
ペットの火葬を行っている業者の種類
葬儀業者というものは申請などの必要がなく、比較的新規参入を行う業者が多い業界でもあります。また、葬儀業界と同様にペットの葬儀業者も同様に多くの業者が参入する業界でもあります。
ではペットの葬儀業者を業態別に見るとどのような業者があるのでしょうか。
人間の葬儀を行っている業者でもあり、葬儀に関するノウハウを持っています。主たる業務が人間の葬儀であるため、それに近い形で葬儀を行ってくれることが特徴です。行ってくれるサービスとしてはペットの葬儀のみを行うもの、火葬のみを行ってくれるもの、そしてその両方を行ってくれるものがあります。
ペット用の火葬炉を持っている場合もありますが、移動式火葬車を用いての火葬を行うことが多いです。
霊園管理者や寺院がペットの火葬や葬儀を行っているというケースです。どちらの場合にも葬儀のみ、火葬のみ、そしてその両方を行っている場合があります。民間葬儀業者との違いは、ペットの専用墓地などを設けていることがあるため、火葬を行ったあとにその遺骨の供養に困るという場合にも対応してくれることがあります。ペットの葬儀を特化して行ってくれる業者もいるため比較的柔軟に対応してもらえることができます。
ペット用の固定式火葬炉や移動式火葬車を所有しており、場合によってはその両方を所有していることがあります。固定式火葬炉の場合には、持ち込み火葬や引き取り火葬に対応しています、また移動式火葬車を利用しての場合、出張訪問火葬に対応しています。
火葬の種類については、こちらをご覧ください。
特定場所で葬儀や火葬を執り行うのではなく、移動式火葬車を用いて出張訪問火葬のみを行っている業者です。葬儀を執り行っている場合もありますが、移動式火葬車を用いてのサービス提供となるため、比較的簡易的なものとなります。
通常から移動式火葬車を用いてのサービス提供をしているため、持ち込み火葬などは原則ありません。自宅まで来てもらってペットの火葬だけ行ってほしいという場合に申し込むと良いでしょう。火葬に関しては、その場で行ってもらえる場合と走行しながら行う場合があります。
自治体によってはペットの持ち込み火葬を行っている場合もあります。基本的に火葬を行う場所は公営斎場であり、自治体内の全ての公営斎場で対応している場合もあれば、特定の公営斎場でのみ対応しているケースもあります。
料金を支払えば、自治体の担当職員が自宅までペットの遺体を引き取りに来てくれるところもあります。料金やサービスの内容については自治体によってまちまちであり、中にはペットの火葬に関するサービスを行っていない自治体もあります。
前のコラム ペットの葬儀の形式はどのようなものがあるのか
次のコラム ペットの遺体を搬送するときの注意点