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2019年9月18日

意外と知らないペットの火葬について

ペットはわたしたちの生活を豊かにしてくれるとともに、わたしたちの家族として欠かせない大切な一員になってくれます。しかし、そうしたペットのほとんどはわたしたち自身よりも寿命が短く、わたしたちはその最期を看取ることになります。ペットを飼うと言うことはすなわち、いつかペットの死に直面することにもなるのです。

多くの人がペットを飼うときに直面することはほとんどが始めてのことでしょう。犬猫の場合は予防接種や不妊手術、トリであれば義卵など、ペットを飼っていくうえで行なわなければならないことが非常にたくさんあります。
おそらくそれは葬儀に関しても一緒でしょう。家族同然のペットが死んだ際にはきちんとお葬式をして供養してあげようと考えるのは当然のことでしょう。では現在のペットの供養とはどのように行なわれているのでしょうか。

現在多くの自治体ではペットの火葬用の火葬炉が作られています。しかし、その火葬の方法は自治体によって異なります。一体一体きちんと火葬してくれる自治体もあれば、持ち込まれた遺体を一度に火葬する自治体もあります。また持ちこまれた遺体を全てまとめて焼いてしまう自治体もあるでしょう。また自治体によっては専用の火葬炉がなく、ゴミと同じような扱いをされてしまう自治体もあります。

では民間のペット火葬サービスはどうでしょうか。ペットに関するサービスは年々広がりを見せており、現在では病院や美容院、ホテルのみならず、介護施設やレジャー施設なども作られています。
そのようなペット産業の拡大に伴ってペットの火葬業者も増加してきたのです。しかし、ひとつの問題点としてペットの火葬業者に関して、何の法的な規制も作られておらず、設備さえ購入してしまえば翌日からでもペットの葬儀や火葬を行う業者として火葬を行うことができるのです。
もちろん法的規制として各自治体の定める条例などはあります。しかし、こうしなければならないというペット葬儀に関する画一的なルールが作られていないのが現状なのです。

大切な時間を過ごしてきたペットとの最期の時間を過ごすのにペットの葬儀火葬業者は欠かせません。また同時にその遺骨を供養するための霊園も必要でしょう。

そうしたものというのは現在多くがペット業者のサービス内容に依存している形になっているのです。

ペットの葬儀や埋葬をお考えの際には必ずどのようなサービスをしているのかなどきちんと確認をしたうえで申し込むようにしましょう。

次のコラム ペットの命を世話するということ ペットショップから火葬まで

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